こんにちは、たかちです(@takachi_aiina)
妊婦中、頑張って摂らなければならない栄養素"鉄分"。
つわりで肉と魚をはじめあらゆるものが食べられなくなり、中期に入る頃には鉄分不足に。初めて"貧血で倒れる"経験をしました。
倒れたのは1回だけですが、それ以降は"立ちくらみ"が頻発し、電車は15〜20分、買い物は30分程度が限界に。道路などで倒れると大変なので、外出は慎重になりました。
妊婦に安定期はない!と、改めて
妊娠中に多い「鉄欠乏症貧血」
妊娠すると、赤ちゃんの発育のためにママは多くの鉄分を赤ちゃんへ供給する必要があります。言い換えると、ママ達は自分の体内で作られた鉄を赤ちゃんに分け与えているということです。血液量は約1.5倍に増加し、赤血球などの増加よりも水分量の増加が著しく、血液は水で薄められたような状態となり、結果的に貧血になるのです。
引用:アカチャンホンポ
妊娠中に起こる貧血は"妊婦貧血"と呼ばれ、「鉄欠乏症貧血」と「葉酸欠乏症貧血」の2種類があります。
多くは鉄分が不足する「鉄欠乏症貧血」。妊娠中は"非妊娠時の約3倍の鉄分が必要"とされ、鉄分の摂取がとにかく大変!
ちなみに、母乳は血液からつくられるので、産後も鉄分摂取に励まなければなりません・・・
妊娠中の鉄分不足はリスクが多い
\ こんなリスクがある /
⚪︎ 切迫早産のリスクが上昇する
⚪︎ 低体重児のリスクが上昇する
⚪︎ 産後の肥立ちが悪くなる可能性がある
⚪︎ 産後の母体感染のリスクが上昇する
⚪︎ 産後の母乳が出にくくなる可能性がある引用:札幌みらいクリニック
妊娠中の鉄分不足は上記のようなリスクがあることに加え、貧血を改善しないまま分娩になると「体力不足(疲労)で微弱陣痛になる」「胎児への酸素供給不足」「分娩時に出血多量で輸血が必要になる」などのリスクも高くなります。
貧血、立ちくらみがやばい・・・だけでは済まないのが、妊娠中の鉄分不足の怖いところ。
妊娠中の貧血数値の変化(実例)
出典:産科医療LABO(スクリーンショット)
多くの病院の妊婦健診では、初期、中期、後期に血液検査があり、貧血の値もチェックされます。私の場合、4回血液検査がありました。
\ 私の「ヘモグロビン値」の変化 /
◼︎ 初期(初回妊婦健診):13.1g/dl
◼︎ 中期①:11.55g/dl
◼︎ 中期②:10.8g/dl
◼︎ 後期:11.95g/dl
私はつわりが長く、中期に入っても、肉も魚もうまく食べられませんでした。
7ヶ月(24週)の血液検査で貧血気味と診断され、「最低でも11以上はほしい」と、鉄剤が処方されました。
\「鉄剤の副作用」についてはこちら /
妊娠中の鉄の必要量は?鉄分には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」がある
鉄分には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があります。
◼︎ ヘム鉄:動物性食品に含まれ、吸収率が高い
◼︎ 非ヘム鉄:植物性食品に含まれ、吸収率が低い
引用:カモンハウス
ヘム鉄は"非ヘム鉄の5〜6倍の吸収率がある"といわれ、鉄分摂取には肉や魚などの動物性食品が効率的。
鉄の含有量はサイトによって多少異なりますが、ヘム鉄で最強なのは"レバー"。
しかし、レバーはビタミンAが多いので、過剰摂取はNG。
つわり中は植物性食品の方が食べやすい、という方が多いと思います。吸収率は低いですが、"非ヘム鉄はビタミンCと合わせると吸収率が良くなる"ため、果物などと一緒の食べるのが◎。
*ビタミンCは加熱すると失われやすいため、生で食べられる野菜や果物推奨
妊娠中の鉄分を食べものと飲みものだけで摂取するのは結構大変なので、偏食が激しい、食欲がない、という場合は、医師と相談の上サプリや鉄剤で無理せず乗り切りましょう。
【体験談】妊娠中期に初めての「貧血」無印良品スタッフの対応が神だった!
中期に入ってすぐの頃、体調が良かったので散歩へ。コースから外れて駅近の無印良品に寄り道しました(バームクーヘンが食べたかった)。
商品を選びレジ待ちで並んでいると、いきなり全身に冷や汗がブワーッと・・・だるいような、身体が重いような感覚に襲われ「あれ・・・やばい?気持ち悪い?吐くか?」と、状況がよくわからず。
とりあえずトイレに行こうと、レジの案内をしていたスタッフさんに「すみません、いったん戻します」と言って列を外れ、商品棚へ(幸いレジのすぐ近くだった)。
しかし、棚の前で視界がグワンと一気に歪み、耐えようと商品棚をガシッと掴むも重力に勝てず、「あ、ダメだ、立っていられない」と思うと同時に後ろに倒れていきました。

レジの案内をしていたスタッフさんが様子がおかしいと気にかけてくれていたようで、咄嗟にかけつけて、倒れてゆく私の背中をガシッとキャッチ。
「大丈夫ですか!?聞こえますか?」と声をかけられるも、意識が朦朧として何がなんだか。他のスタッフさんが急患用の?枕やクッション、水を持ってきてくださり、その場に横になりました。
「大丈夫ですか?朝ごはん何食べましたか?」と再び声をかけられましたが、え?朝ごはん?と頭は回らず。自分が貧血で倒れたことだけ理解して「すみません、妊娠中なので貧血だと思います」とだけ伝えました。
商業施設の中に入っている店舗だったのでスタッフさんがすぐに警備員を呼び、目隠しの衝立を手配してくださいました。
意識がはっきりしてきたところで「10分くらい横になった方がいいと思うので」と、再び水をいただきました。
女性スタッフさんが「病院に連絡しなくて大丈夫ですか?」などと心配しながら側にいてくださり、呼吸や体調が落ち着いたところでお礼をして帰宅。帰宅後は体調が悪くなり、10回近く嘔吐・・・
後日、菓子折りを持って改めてお礼に伺いましたが、「お気持ちだけで」とのこと(会社の方針で受け取りNGなのだと思います)。
倒れたとき、咄嗟にかけつけて背中を支えてくれたスタッフさんに「頭を打たなくて良かったです」と言われましたが、本当に。
後ろにフワ〜ッと倒れていく感覚は自分でもわかったので、倒れ方によっては床に頭を打っていたと思います。
辛うじて意識はあったものの、意識がなかったら?お店ではなく道路だったら?と考えると恐ろしくなりました。
妊娠中は時期に関係なくマタニティマークをつける、母子手帳を持ち歩く(母子手帳は持っていた)を徹底した方がいいです。妊娠中の貧血や立ちくらみ、気をつけてください!
\「マタニティマーク」についてはこちら /
貧血で倒れたあとは「立ちくらみ」が頻発
貧血を経験後は"立ちくらみ"が頻発しました。倒れたときのように冷や汗が一気に出ることはありませんでしたが、血の気がサーッと引いて呼吸が少し荒くなり、冷や汗がうっすら出る感じ。
私の場合、歩いている(動いている)ときは平気でしたが、立ち止まったり、電車やバスで15〜20分くらい座り続けていると症状が出やすかったです。
中期の中盤くらいまで、1人で30分以上の買い物、電車やバスに15〜20分以上乗る場所への外出は控えました。
立ちくらみが出たときは、すぐに座って深呼吸。息をしっかり吐くとしっかり吸えるので、吐くことに集中して酸素を身体に送ります。落ち着いてきたら水を飲む。
立ちくらみは脱水でも起こるので、水をしっかり飲むよう指導されました。
肉も魚も食べられない!鉄分不足改善のために食べていた・飲んでいたもの
私は中期に入っても肉や魚をうまく食べられず(初期よりはマシ)、植物性食品で食べられるものを食べていましたが、吸収率が低い非ヘム鉄だけで改善を試みるのはやはり困難。
結局24週の血液検査で鉄剤が処方されましたが、「できるかぎり食材から」という気持ちで意識的に食べていたものは以下。
◼︎ 卵
◼︎ 納豆(途中食べられなかった時期あり)
◼︎ 豆腐
◼︎ オートミール
◼︎ 切り干し大根
◼︎ がんもどき
◼︎ あさり(炊き込みご飯で少し食べられた)
︎◼︎ 枝豆
◼︎ のり
◼︎ ほうれん草(量は食べられない)
◼︎ 干し芋
◼︎ 黒豆
◼︎ きな粉
◼︎ 黒蜜
◼︎ 鉄分プラスコラーゲンウエハース
◼︎ ラブレ(飲みもの)
あさりは鉄分が豊富。毎日食べたり、量を食べると気持ち悪くなりましたが、炊き込みご飯が一番食べやすかったです。
つわり中は"大豆系"を中心に(豆乳はダメだった)。黒豆煮豆をつくって冷凍しておき、牛乳ゼリーにきな粉や黒蜜を添えて食べたりしていました。
\ 妊娠中のおすすめおやつとして紹介しています /
オートミールは便秘改善の目的もありましたが、中期後半〜臨月にかけて毎日食べています(食べ方はまたの機会に)。
飲みものは「ラブレ」を毎日1本。「プルーンFe 1日分の鉄分のむヨーグルト」も試しましたが、途中から吐くようになり、やめました。
種なしのプルーンを食べることも考えましたが、結構な量を食べないといけないので、コスパが悪いと思い却下。ただ、栄養はあるので食べる価値はあります。
ミロ(MIRO)やココアを飲む人も多いようです。
間食のおやつで食べていた「鉄分プラスコラーゲンウエハース」。軽くて食べやすかったです。
動物性食品を普通に食べられるようになるまでは鉄剤により改善したと思いますが、意識的に摂取するのは大事。
肉と魚を食べられるようになってからは立ちくらみもほとんど出なくなり、9ヶ月以降は一度も出ていません。
まとめ
私が中期で経験したマイナートラブル「鉄欠乏症貧血」についてまとめました。
貧血の感覚を知らなかったので、突然の冷や汗や重力に勝てない感覚への対処ができず倒れましたが、周囲の方々の助けによって大事にはなりませんでした。
体調が良くても、妊娠中は何が起きるか本当にわからない。"妊婦に安定期はない"と改めて実感。
他の栄養素に比べ、食べものだけで必要量を摂取するのが難しい「鉄分」。バランスの良い食事に加え、サプリや鉄剤を活用しながら、鉄分不足にならないようお気をつけください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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